入院部門の紹介
昭和大学藤が丘病院
当院では外来で診療している腎疾患・膠原病疾患において、治療や検査、手術が必要な場合に入院にて加療しております。
腎疾患や膠原病においては免疫抑制薬による治療が必要になることがあり、大学病院ならではの透析も含めた集学的な治療を施行しております。疾患や病状にもよりますが1~2ヶ月前後の入院になることもあります。
糖尿病や高血圧患者の多いわが国では腎臓病を抱えている患者様が多く、治療としては血圧や血糖の管理はもちろんのこと、食事療法が重要になります。外来での食事療法に加え、1週間前後の入院にて食事生活の見直しを行うこともあり、透析にならないよう腎機能の保持を目指します。
透析が必要になる際には透析について1週間前後の教育入院を行っております。血液透析であれば血管の内シャント術、腹膜透析であれば腹膜透析カテーテルの挿入術を行い透析の準備を行います。当院では腎移植は行っておらず、移植をご希望の患者様は患者様の希望に沿った病院を紹介させて頂きます。
外来と同様に大学病院の社会的な使命として、医学部・薬学部・看護学部・歯学部学生の実習を行うことがございます。ご希望されない場合には、申し出頂ければ対応いたします。
昭和大学藤が丘リハビリテーション病院
リハビリテーション病院腎臓内科では、藤が丘病院で急性期の治療を受けた患者様に対し、回復期の包括的リハビリテーションを行っています。
寝たきりで筋肉を全く動かさなかった場合、1か月で50%も筋力が低下するといわれています。腎疾患の入院治療では長期間の安静を必要とすることが多く、筋力低下が生じやすいです。急性期の入院治療中に著しく筋力が低下してしまった場合、当院へ転院しリハビリテーションを行うことができます。日常生活動作(ADL)の改善を中心に、必要に応じて慢性腎臓病に対する栄養指導や服薬指導、介護・福祉サービス利用のご案内など、退院へ向けて包括的なリハビリテーションが可能です。また、腎疾患以外にも心臓リハビリや呼吸リハビリなど臓器別の内部障害リハビリテーションも行っています。
● リンク(昭和大学藤が丘リハビリテーション病院内科診療案内):
http://www.showa-u.ac.jp/SUHR/department/list/internal/about.html